通常は利き腕の反対側の手でネックを持って弦を押さえ、利き腕の手で弦を弾く事になるが、必ずしもその通りであるとは限らない。左利きであっても左利き用のギターを用意できない(値段や商品の数などで大きく不利)ために右利き持ちをしたり、利き手に関わらず通常とは逆の持ち方が当人には自然であるという場合がある。
弦を押さえる手は、ネックの下側をくぐるようにして親指をネックの裏側に当て、人差し指から小指までの4本の指で弦を押さえるのが基本姿勢となる(クラシックスタイル)。
また、親指を表(指板)側に出してネックを握り込むようなスタイルも、主にロックなどで用いられる。視覚や身体に障害を持つ演奏者の場合には、ネックの下側から指を出して弦を押さえるのではなく、上側から指を被せるようにして弦を押さえて演奏する者もいる。
クラシックギターの場合には左足を踏み台に乗せ、足の位置を高くしてボディ側面のくぼみを左足の太股に乗せてギターを体全体で抱えるような姿勢で演奏をする。その他のアコースティックギターやエレキギターの場合には、踏み台は使わずに右足の太股にギター側面のくぼみ(くぼみのないデザインの物も存在する)を乗せて演奏をする。
また、ステージにおいてクラシックギターは必ず椅子に座って演奏するのに対して、その他では主にギターストラップで肩から下げ、立って演奏をする。
ジャズギタリストは座って演奏することが多かった。これはかつてのビッグ・バンド時代のステージ形態の名残であると思われる。1970年代の日本のフォークシンガーも座って演奏する者が多く、この理由は不明であるが、ロカビリーやGSブームへのアンチテーゼとしての意思表明が込められていたと推測される。
ロックミュージシャンは座って演奏する事はほとんど無いが、エルヴィス・プレスリーは1968年のテレビショウで座りながらJ-200やスコティと交換したギブソンのスーパー400
CES(フローレンタイン・カッタウェイ、2ハム)で演奏した。また、ベガスのショウでは「僕のスツールを持ってきてくれ」と言い、座ってグレッチのギターを弾きながら歌ったこともある。他にもロバート・フリップ、ジェフ・バクスターも、ステージ上にハイスツールを用意し、座って演奏する事で有名である。